
OCTA以外の天面6ボタンのパッド無いかなぁ?
そんな方に向けて今回は「8bitDo M30 wired controller for xbox」(以下M30)を紹介します。
スト6を想定して、HORIのファイティングコマンダーOCTA(以下OCTA)と比較していきます。
商品について
今回紹介するのは「8bitDo M30 wired controller for xbox」、有線版のM30になります。
無線版はトリガーが1つずつのみで有線版よりボタンの数がすくないので、購入の際は注意しましょう。


内容物

内容物は以下の通り
本体と付属のケーブルに加えて、xboxゲームパス1ヶ月分もついてくるのでお得感があります。
M30とOCTAを写真で比較
レビューの前に写真でM30とOCTAを比較していきます。
全体


かなりコンパクトでOCTAと並べて見てもかなり小さい事が分かります。
他にも6ボタンの上3つが小さい事や、グリップ部分やスティックが無い事などOCTAと違う点がいくつかあります。
ここらへんが使用感にどう影響してくるのか楽しみですね。
十字キー


十字キーの直径はOCTAのより一回り大きいくらいです。
OCTAよりも十字キー内部のボタンのクリック感があり、斜めに入れた時にちゃんと入力してるのが指から伝わってきます。
評判通り十字キーの作りはかなり良さそうです。
ボタン



M30は上下のボタンサイズが違い、下の方がOCTAより少し大きいくらいで、上の方がかなり小さいです。
M30のボタンは普通のポチポチ系。OCTAの方はマウスクリック系のカチカチタイプ。
押した感じは好みが分かれそうです。
上の3つのボタンが小さい事で使用感が変わってきそうですね。
上部トリガー


トリガーはかなり小さいです。
OCTAは指2本でしっかり添えた状態で持つことができますが、M30は指2本添えた状態だとかなり窮屈な感じになります。
重さ


全体がコンパクトで小さいため、重さは112.2gとかなり軽いです。
OCTAも軽い方ですが、それより軽いのがM30。
長時間のプレイでも疲れなさそうですね。
裏面

裏面にはスイッチが2つ付いています。
左のスイッチ(LS/DP)のほうは、十字キーの入力を「左スティック」にするか、「十字キー」にするかを切り替えられます。
スト6ではどっちでも良いですが、ゲームによっては左スティックと十字キーで別操作の時があるのでそういう場面に対応するために付いていると思われます。
右のスイッチはトリガー部分の割り当てを簡易的に変えるものです。
①左トリガー(LSB/RSB)・右トリガー(LB/LT)
②左トリガー(LT/LB)・右トリガー(RT/RB)
の2つを切り替えられます。
①の方にすると、スティック押し込み部分が左トリガーに割り当てられて、②の方にすると通常配置のトリガーになります。
ですが、6ボタン天面のRB・RTの方と入力がダブってしまいます。
しかも②の状態だと公式アプリのボタン配置設定が無効になるので、使用時は絶対①のデフォルト状態で使う方がいいです。
xbox公式認証マーク

M30は公式の認証マークが付いています。
ここらへんを気にする方には安心ですね。
ボタン配置を変更できる(おすすめ設定)

OCTA同様、専用のソフトでボタンマッピングを変更できます。
設定したプロファイルを本体のプロファイルボタンで3つまで変更できます。
初期配置だと
左のトリガー2つがLSB・RSB(普通の4ボタンパッドではスティックの押し込み部分)
6ボタンの右2つがRB・RT(普通の4ボタンパッドでは右トリガー部分)
になっています。
そのままだとスト6のメニュー操作など含めて使いづらかったので専用のソフトでボタン配置を変更することをおすすめします。

おすすめ設定は以下
OCTAの時も思ったのですが、初期配置で使いづらいのが、なんだかなぁと思います。
M30のメリット
ここからはM30の良い部分をOCTAと比べながらレビューしていきます。
十字キーはかなり質がいい
十字キーはOCTAよりも使いやすいという印象でした。
大きくて内部のボタンのクリック感があるので斜めに入力しているなという感覚が指を通して分かります。
あとOCTAよりも柔らかい感じがします。軽めの入力でも簡単にコマンドが入る感じ。
もちろん慣れたらどっちでも良いのですが、十字キーだけで見ればM30の方が個人的には好きでした。
軽くてコンパクト
本体がめちゃくちゃ軽くてコンパクトです。(112.2g)
軽いので長時間のプレイでも全く疲れないのが良かったです。
小さくて持ちにくいかな?と思ったけど意外といける。
軽くてコンパクトなので収納や持ち運びの面でもかなり良いです。
質感の良さ
OCTAも性能だけ見ればかなり良いパッドなんですが、見た目はやはりチープ感があります。
M30は質感も含めてOCTAよりも見た目がいいと感じました。
M30のデメリット
次にM30の気になる部分・悪い部分を説明します。
ボタンの大きさ
6ボタンの上3つが少し小さめに作られているので、PPの同時押しがやりづらかったです。
スト6でのPPやKKの同時押しでOD必殺技を出す場面だとミスることがありました。
他にも全体が小さい作りなため、トリガー部分が小さいので指2本でトリガーに添えた時にかなり窮屈な持ち方になります。
ボタンの大きさはかなり気になりました。
グリップ感
OCTAはグリップ部分もあってしっかり握れる形状ですが、M30においてはグリップ感は皆無でした。
先ほどのボタンの大きさの所でも書いたのですが、トリガーに指2本を添えてのプレイは慣れが必要だと思います。(もしくは普通に指一本でトリガーを押していくか)
かなり小さくてグリップ感もないため、扱いづらい印象。
タイプCケーブルだが・・・
タイプCケーブルで着脱式な点はOCTAよりも評価できる部分です。
ですが、抜け防止のため深めに穴が作られているので付属のタイプCケーブル以外だと合うか分からないところが少し注意したほうが良いかもしれません。
ちなみにswitchプロコンに付属していたタイプCケーブルは無理でした。
まとめ
今回は8bitDo M30 wired controller for xboxをOCTAとの比較をメインにレビューしました。
OCTAより十字キーの入力のしやすさはあってそこは評価ポイントですが、その他が少し気になるかなといった所です。
特にボタンの大きさ。上の3つが小さいのでOD必殺技が出しづらいと感じました。(慣れたらいけそう)
もしOCTAを持っていなくて、M30と迷っているなら、断然OCTAをおすすめします。
OCTAを持っていて、M30の十字キーが気になるなら触ってみてもいいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。この記事が少しでも参考になったなら幸いです。
